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2015年5月26日

ウォッシュド?ナチュラル? コーヒー豆の精選方法

近年サードウェーブコーヒーの影響もあってか、「コーヒー豆が出来るまで」に関心が寄せられるようになりました。「ウォッシュド」や「ナチュラル」といった言葉をお聞きになったことありませんか?

コーヒー豆は、コーヒーの実から生豆を取り出す工程、いわゆる「精選」を経て輸出されています。精選方法にはいくつかありますが、どの方法を用いるかで味に違いが生じます。

今回は代表的な二つの方法をご紹介します。

 

コーヒーチェリー(コーヒーの実)の構造

cherryコーヒーチェリーの中には2つの種子が向かい合わせに入っています。種子はパーチメントと呼ばれる内果皮で覆われており、そのパーチメントにはぬるぬるした粘液(ミューシレージ)が付着しています。

 

 

精選方法① ウォッシュド(水洗式)

mocha

ミューシレージを文字通り「洗い流す」のが水洗式です。果実を取り除いた後、酵母や微生物が入った水槽に入れ発酵させることでミューシレージを分解します。その後水路できれいに洗い流し、パーチメントの状態で乾燥させます。最後にパーチメントを脱穀し生豆を取り出します。

このような工程を経ることから、水洗式は品質が安定し、かつ雑味の少ないスッキリした味わいのコーヒーが仕上がると言われています。

columbiaアペックスではエチオピア シダモ地区のモカ豆を使用した「モカ100%」や、有機栽培されたコロンビア豆を使用した「有機栽培生豆100%使用 コロンビア」などでウォッシュドの味わいをお楽しみいただけます。

 

 

精選方法? ナチュラル(非水洗式)

brazilウォッシュドとは対象的にコーヒーチェリーのまま乾燥させた後、果肉、ミューシレージ、パーチメントを一度に取り除き生豆を取り出す方法です。

「ナチュラル」と呼ばれている通り、果実由来の甘みや旨みが豆に染み込み、ワイルドなボディ感や熟したコクにつながると言われています。

アペックスでは「イパネマ農園豆30%使用 ブラジル」などでナチュラルの味わいをお楽しみいただけます。

 

 

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いかがでしたか?

すっきりしたい時、まったりしたい時など、その日の気分に合わせたコーヒーをぜひ体験してみてください。

 

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