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ニュース

2016年11月10日

多賀城市との災害支援の取り組みについて

VM有事の飲料確保の手段として、多様性を持たせることは非常に重要です。当社では東日本大震災後の復興支援での経験から、カップ式自動販売機の有効性を生かした災害支援をご提案しています。

様々な災害想定が発表されている昨今、今後の防災を見据えた対策として関心が高まっており、地方自治体様や病院様、企業様との「災害時における支援協力に関する協定書」締結が進んでいます。2011年8月、宮城県多賀城市との災害支援協定締結を皮切りに、5年が経過した今日では全国300台以上展開をさせていただいております。

最近では2014年の山梨県での記録的な豪雪、2015年の鬼怒川決壊、そして今年の熊本地震などで実際にお役立ていただきました。

 

 

カップ式自動販売機を通した災害支援とは

災害協定により設置いただいているカップ式自動販売機から、一定期間飲料を無料でご提供。非常時には湯・水の提供も可能で、粉ミルク用や薬の服用水としてもご利用いただくことができます。また、「紙カップ・スープなどの原料」「トイレットペーパー」など必要に応じた支援をいたします。

 

「災害対応型カップ自販機」誕生の背景

2011年3月に発生した東日本大震災。雪の降る寒い日が続いていた中で、避難所のみなさま方に温かい飲み物を届けたいという思いから、多賀城市を含めた大規模避難所6カ所に計8台のカップ式自動販売機を設置。コーヒー、ココアなどを無料提供させていただきました。その時ご利用いただいた方々より「温かい飲み物はうれしかった」「朝に熱いコーヒーを飲むという、以前の生活パターンにひとつでも戻れ心が安らいだ」などの声をいただき、カップ式自動販売機が災害時に役に立つことを認識しました。この経験と教訓を生かし、日本初の「災害対応型カップ自販機」は誕生しました。

 

「紙カップ」の強みを生かす

衛生的にも優れた紙カップでお薬の服用や、形を変えて乳児にミルクを飲ませることにお役立ていただけます。使用後の紙カップは、かさばらす廃棄することも、燃やして暖を取ることも可能です。

 

宮城県多賀城高校にて

OLYMPUS DIGITAL CAMERA10月25日(火)、防災委員を中心とした生徒約20名に、当社の取り組みや、災害支援を通して得た防災関連情報についてご紹介しました。参加した生徒の皆さんからは「興味深かった。自動販売機での支援やチャリティカレーなど、全国で多様な取り組みがあると知った」などの感想をいただきました。

 

 

 

 

多賀城市総合防災訓練にて

IMG_0016tagajo0511月6日(日)、多賀城市にて開催された防災訓練にてセミナーを開催し、当社の災害支援の取り組みについてご紹介しました。参加した約40名の市民の皆さんは関心高く聞いてくださり、セミナー終了後も多数の質問をお寄せいただきました。

また、多賀城市文化センターに設置している「災害対応型カップ自販機」を無料開放し、来場された方にコーヒー、ココアなどをお楽しみいただきました。

 

地元の木を使用した記念品の贈呈

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(右より)宮城県多賀城市 市長 菊地様、   (株)アペックス 事業統括本部長代理 小泉

多賀城市の末永く続く平和と発展を祈念し、「折り鶴・折り亀」を贈らせていただきました。これは天然木(宮城県産材)を超極薄0.15mmに加工し、紙のように折ることのできる「折り樹」を使用したものです。この「折り鶴・折り亀」は11月6日(日)の防災訓練イベントにて展示した後、11月9日(水)、菊地市長にお渡しさせていただきました。市民の方からは「木でこのようなものができるとは素敵だ」「今は山も荒れているから手入れすることが大切だ」「宮城県産木材を使ってもらって嬉しい」などいったお声をいただきました。

 

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災害支援の詳しい取り組みはこちら

http://www.apex-co.co.jp/products/disaster/

 

 

 

 

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