メニュー
アペックス 開発のあゆみ 半世紀にわたるオリジナルマシン開発の
歴史をご紹介します。

創業~1970年代

創業前史 大府紡績株式会社の創業

アペックスのルーツは、1901年に森佐十社長(当時)が創業した織物製造業にさかのぼります。1931年には森基厚社長(当時)が大府織物株式会社(1957年、大府紡績株式会社に改称)を設立し、専門メーカーとして英式流毛糸、特殊合繊糸、および毛織物、アルパカ裏地を製造していました。

森佐十社長(社長) 森基厚社長(社長) 工場内作業の様子

1961 自動販売機専業オペレーターの始まり

日本自動販売株式会社の設立前、名古屋近郊の観光地や海水浴場など、レジャー客が集まりそうな場所に、噴水式のジュース販売機(写真左)とアイスクリーム販売機を展開したことが、オペレーション(運営管理)の始まりでした。

噴水式のジュース販売機(写真左)とアイスクリーム販売機

1963 日本自動販売株式会社として
設立

1961年から自動販売機に研究に着手し、翌年には自動販売オペレーター事業の調査研究のため、社員2名がアメリカに派遣されました。そして1963年、日本コカ・コーラ株式会社よりカップ部門の認定オペレーターの指定を受け、この運営のため、日本自動販売株式会社は設立されました。

1963年4月、東京、名古屋、大阪に営業所を開設しました

1964 社長のココアが商品開発の原点

アペックスのココアは、当時売れ行きの伸びなかった輸入物に対して、先代社長の森一が自宅厨房を研究場として自ら開発を始めたことが原点です。ココアの原料や香料などを購入しては繰り返し調合した結果、わずかな量のコーヒーを隠し味としてブレンドした独自レシピを完成させました。時代に合わせた味の調整を重ね、現在でも多くのお客様にご愛飲いただいているロングセラー商品となっています。

1972

業界初の氷入り
コールド機CVC・1発表

※日本自動販売機オペレーター業界初

業界初の氷入りコールド機

森 一社長(当時)、当時のココア原料パッケージ

社会の出来事

  • 国産連続テレビアニメ第1号『鉄腕アトム』が放送開始(1963年)
  • 札幌冬季オリンピック、ミュンヘンオリンピック開催(1972年)
  • 上野動物園でパンダ公開(1972年)
  • 王貞治選手がホームラン世界記録 756号を達成、国民栄誉賞第1号受賞(1977年)

1980年代

1981 業界初のホット&コールド機APEX 2400発表

※日本自動販売機オペレーター業界初

APEX 2400は当時、業界で初めてホットとコールドの両方の機能を1台で備えた機種であり、24のフレーバーと53のバラエティという品数を誇る超大型自動販売機です。これまでの3倍の営業職社員を動員した拡大販売施策によって、アペックスの自動販売機とドリンクはさらに多くのお客様にお楽しみいただけるようになりました。

業界初のホット&コールド機

1983

世界初の
ペーパー
ドリップ式
抽出機構を
採用APEX SUPER
BREWER-303発表

世界初のペーパードリップ式抽出機構を採用

1984 株式会社アペックスに社名変更

創立21周年を迎えて、「日本自動販売株式会社」から「株式会社アペックス」へと社名を変更しました。企業ロゴには前社名「日本自動販売」の英語名「Japan Vending Service」から頭文字を残し、創立時の精神を受け継いでいます。

株式会社アペックスに社名変更

1986

業界初の
左右同時販売を実現
コールド商品にマドラーを自動セットする
業界初の機能も搭載APEX 5000
SUPER BREWER発表

※日本自動販売機オペレーター業界初

左右同時販売を実現、コールド商品にマドラーを自動セットする機能も搭載

1988

業界初の
CMS(カップミキシングシステム)搭載APEX AX-1発表

※日本自動販売機オペレーター業界初

CMS搭載

  素材の良さを引き出すCMS

1988年、アペックスは原料をカップ内で一杯ずつ調理するCMS(カップミキシングシステム=カップ内調理機構)を開発しました。原料や砂糖、クリームをカップ内で調理することで、従来の調理機構に比べて清潔性、安全性に優れるだけでなく、コーヒーの味や香りをより一層お楽しみいただけるようになりました。

素材の良さを引き出すCMS

もっと詳しく(PCサイトを見る)

社会の出来事

  • スペースシャトル コロンビアが打ち上げ成功(1981年)
  • 世界一の長寿国に(1984年)
  • オーストラリアからコアラ6頭が日本に初めて上陸(1984年)
  • ロサンゼルスオリンピック開催(1984年)
  • ハレー彗星が76年ぶりの地球接近(1986年)
  • 世界最長の青函トンネル、瀬戸大橋が開通(1988年)
  • ソウルオリンピック開催(1988年)

1990年代

1993 レギュラーコーヒー・リーフティ・バラエティ3機種による業界初のコンポーネントスタイル提案機でグッドデザイン賞を受賞

APEX TRIO発表

※日本自動販売機
オペレーター業界初

レギュラーコーヒー・リーフティ・バラエティ3機種による業界初のコンポーネントスタイル提案機

1997

業界初のデポジット式
紙カップ専用
回収機カップエコジット™発表

※日本自動販売機
オペレーター業界初

カップエコジット™発表

1998

業界初の
VENDOR VISION®
(自販機映像装置)搭載APEX 120RV発表

※日本自動販売機
オペレーター業界初

APEX 120RV発表

  映像装置で待ち時間も楽しく

VENDOR VISION®の登場により、新商品や調理プロセスの紹介、キャンペーン告知等を映像で視覚的にお伝えできるようになりました。実写映像はもちろん、ゲームやアニメーションなど多彩なコンテンツで、ドリンクができ上がるまでのわずかな待ち時間も楽しんでいただける工夫をしています。

自動販売機内部を紹介する動画

もっと詳しく(PCサイトを見る)

社会の出来事

  • 日本人宇宙飛行士・毛利衛が宇宙へ出発(1992年)
  • バルセロナ五輪で14歳の岩崎恭子が金メダル獲得(1992年)
  • サッカーJリーグ開幕(1993年)
  • 消費税率を5%に引き上げ(1997年)
  • 冬季長野オリンピック開催(1998年)
  • 映画「タイタニック」ブーム(1998年)
  • 人気のあるショップ店員や美容師などを指す「カリスマ」が流行語に(1999年)

2000年代以降

2001 世界最速(当時)の
カップ式クイックベンダーAPEX 120QV発表

オーダーをされてからドリンクができ上がるまでの時間短縮をテーマに、研究と技術革新を積み重ね、調理時間の大幅な短縮を達成しました。アペックスの理念「イノベーション」がお届けする、新たなサービスの始まりとなりました。

世界最速(当時)のカップ式クイックベンダー

2005 多言語・多方言対応の大型
タッチパネル搭載高機能機APEX 130REC(T) 発表

大型タッチパネル、6言語対応、フローズン、製氷機2基、機内冷房装置、エスプレッソ抽出機を搭載した高機能機種。さらに5種類の方言対応(東北弁、名古屋弁、関西弁、広島弁、博多弁)というユニークな機能も搭載し、アペックスのイノベーションが最大限に発揮されました。

多言語・多方言対応の大型タッチパネル搭載高機能機

2008 自動販売機のテクノロジーを
業務用カフェサーバーへCS-1発表

※日本自動販売機オペレーター業界初

CS-1は、カフェやレストラン、ホテル、ショールームなど、あらゆる場所とシーンに対応できる業務用カフェサーバーです。独自の味覚基準と品質基準を設定し、生豆の選定からブレンド(混合)、ロースト(焙煎)までを行うだけでなく、豆の分量や湯量、蒸らし時間など、それぞれのコーヒー豆に最適なレシピと調理プログラムをトータルでサポートしています。

2008 自動でフタがセットされる
オートキャッパー機能を搭載
業界初の粉末原料キャニスター
の除湿システム搭載APEX 120QREC発表

※日本自動販売機オペレーター業界初

APEX 120QRECでは、飲み口付きのフタが自動でセットされるオートキャッパー機能を搭載しました。また、レギュラーコーヒーとは別の専用ミルと抽出機構によるエスプレッソや、独自開発のアイスクラッシャーによるフローズンドリンクなど、多彩なドリンクバリエーションに対応しています。さらに、業界初の除湿システムを搭載して、ドリンクの鮮度維持を可能としています。

2010 QVシリーズの約半分の消費電力
を実現した次世代省エネ機APEX 100QRC発表

APEX 100QRCは、環境負荷を抑えて省エネを実現したカップ式自動販売機です。内照式のフレーバーカードを使用せず、ムダな消費電力を抑えるほか、湯タンクの断熱強化、製氷機の運転率低減など徹底した省エネ化を図りました。

もっと詳しく(PCサイトを見る)

次世代省エネ機

2010 アペックス初のオリジナル
オフィスコーヒーシステムPT-1/PT-1U発表

本格ペーパードリップのコーヒーを再現する独自開発の低圧力抽出機構を搭載したオフィスコーヒーシステム。1パックずつ包装することで酸化を防ぐPODドリンクシステムは、いつでも淹れたてのドリンクをお届けします。

オリジナルオフィスコーヒーシステム

2013 業界初の魔法瓶搭載の超省エネカップ式自動販売機APEX 85QVR発表

※日本自動販売機
 オペレーター業界初

APEX 85QVRは、魔法瓶メーカーと共同開発した「真空断熱ジャケット」を湯タンクに搭載し、保温機能が格段に向上、消費電力量の大幅削減を実現しました。冷却システムにはノンフロン冷媒(CO2)を採用するなど、充実した省エネ機能を満載し、業界最省エネのカップ式自動販売機として登場しました。

もっと詳しく(PCサイトを見る)

魔法瓶搭載の超省エネカップ式自動販売機

  アペックスと環境

アペックスは、環境問題にいち早く取り組んでおり、使用済み紙カップのリサイクル(1998年~)、コーヒー残渣の肥料化(2008年~)や炭化リサイクル(2010年~)、環境配慮型のカップ式自動販売機の開発など、さまざまな環境活動を実践しています。2013年には間伐材紙カップの使用を開始し、今後も環境保全への取り組みを推進していきます。

環境サイクルがわかる特別なデザインの間伐材紙カップ

2013222 株式会社アペックス
創立50周年

アペックスは2013年に創立50周年を迎えました。これからも商品とサービスにさらなる磨きをかけ、「最高の一杯、最高のひととき」をお届けしてまいります。

50周年記念の紙カップ

社会の出来事

  • 愛知県で「愛・地球博」が開幕(2005年)
  • 北京オリンピック開幕(2008年)
  • 小惑星イトカワから「はやぶさ」が帰還(2010年)
  • 長嶋茂雄と松井秀喜に国民栄誉賞(2013年)
  • 富士山が世界文化遺産に登録(2013年)
  • 流行語に「クールビズ」、「ちょい不良オヤジ」(2005年)、「ゲリラ豪雨」(2008年)、「女子会」(2010年)、「じぇじぇじぇ」、「倍返し」(2013年)