リサイクルシステム
紙カップやレギュラーコーヒー残渣をリサイクルする取り組みをご案内します。
紙カップ専用回収容器を活用して分別回収の徹底を図ります。回収されたカップは、トイレットペーパーやボックスティッシュ等の衛生紙、また固形燃料(RPF)などに加工し、お客様にご利用いただけます。
カップ式自動販売機のレギュラーコーヒーは、お客様からオーダーをいただくと(商品ボタン選択後)、その都度、コーヒー豆を挽き、ペーパーフィルターで濾しています。その後、コーヒー残渣は、自動販売機内で脱水し、減量化した状態で、機械内部に据え付けてある専用回収箱に捨てられます。
アペックスでは、このようなレギュラーコーヒー抽出後の残渣を、2008年度から、中部エリアで、肥料へとリサイクルする取り組みを始めました。専用回収箱から回収されたコーヒー残渣は、ペーパーフィルターを除去し、食品以外の異物がない状態にして、肥料製造元に出荷しています。アペックスのコーヒー残渣から生まれ変わった肥料は、製造元との契約農家やJAに販売され、ご利用いただいています。2012年度からは取り組みエリアを拡大し、関東エリアにおいては熱回収(一部、売電)をし、東北エリアにおいては肥料へとリサイクルしています。
一方、関西エリアにおいても、レギュラーコーヒー抽出後の残渣を、2010年度から炭へとリサイクルする取り組みを実施しています。
これらの取り組みは今後も継続して行い、リサイクル率を高めていく予定です。それにともない、残渣回収エリアの拡大、回収の効率化に努めるとともに、食品リサイクルを通して、食品残渣の再生利用化を図り、食品廃棄物の削減に今後も貢献してまいります。