生物多様性への取り組み~アペックスサスティナブルコーヒー~
生物多様性につながるサスティナブルコーヒーをご案内します。
コーヒーの原産地は、赤道をはさんで北緯25度・南緯25度の間の熱帯地帯にある約70カ国に集約されており、このコーヒー栽培に適した気候、土壌をもつ地域のことを、「コーヒーベルト」や「コーヒーゾーン」と呼んでいます。そんな中でも、一般的には、平均気温が25度前後、年雨量が1,300~1,800mm、高度については、900メートルから2,000メートルの間の地域が、良いコーヒーをつくりだす条件と言われています。
コーヒーベルトは、コーヒーの産地であると同時に、多くが発展途上国であり、熱帯雨林をはじめとする生物多様性の宝庫でもあります。このことは、言い換えれば、コーヒー農園そのものが、生物多様性を維持する場でもあることになります。
消費国のわたしたちがおいしさを享受できればよいというのではなく、現在のことだけではなく未来のことも考えた上で、生物や自然環境、生産者の人々の生活を良い状況に保つことを目指して生産・流通されるコーヒーの総称を「サスティナブルコーヒー」といいますが、商品を選ぶ時、それが環境に配慮したものであるかを検討することが、コーヒー農園の保全になり、コーヒー農園が包括する生物多様性の保全につながります。
アペックスでは、これから先もずっとおいしいコーヒーをお届けするために、そんな誰もが日常的にできる環境保全活動を推進し、展開するコーヒーにもサスティナブルコーヒーを取り入れています。
※果樹、茶木、アスパラガスなど。コーヒーやカカオも多年生作物。