2017年11月28日
ソムリエ情野のCoffee Talk(連載12/最終回)
このコラムでは、当社が経営するフレンチレストラン「アピシウス」のシェフソムリエ 情野が、一般社団法人日本ソムリエ協会 機関誌「Sommelier」に掲載したコラムを抜粋してご案内します。
(社)機関誌「Sommelier」バックナンバー
https://www.sommelier.jp/organpaper/index.html
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味わいのポイントは意外にシンプル
味わいはコクと軽やかさのバランスをみますが意外に簡単です。苦ければコク、酸味が効いていたら軽いと表現できます。ピノ・ノワールとカベルネの関係にも似ていますね。
最近は酸味の効いたコーヒーが人気でコクのあるタイプはやや人気薄です。
コーヒーとワインの生産国などの法的基準の違いを大まかに分けると
このようにコーヒーは、栽培の段階からクオリティの高い豆を作ろうとする生産地は意外に少ないのです。
コーヒーがもたらす贅沢な時間
ソムリエはお客様がいらっしゃるレストランで素晴らしいフィナーレを迎えるべく、ワインのみならず、食前酒からコーヒーまでイメージしないといけません。「終わりよければ全てよし」お客様には食後の贅沢な時間をさらに味わい深いものにして、余韻をゆったりと楽しんでいただきたいものです。
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連載12