株式会社アペックス 最高の一杯、最高のひととき

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2020年2月19日

リリース:医療・介護現場の作業負担軽減!アペックスの「とろみ自動調理機」に新機種“小型タイプ”が登場

~ 調剤薬局・病棟の休憩所など、「省スペース」に設置できる機種を開発 ~

株式会社アペックス(本社:愛知県大府市、代表取締役社長 森吉平、以下アペックス)は、高齢者をはじめ飲み込みが難しい方の誤嚥を予防する「とろみ付き飲料の自動調理システム」シリーズから、省スペースに対応する「とろみ小型自動調理機」を開発しました。病院への導入を皮切りに、高齢者施設や調剤薬局などへの導入を目指します。

 

シリーズの展開状況

とろみ付き飲料の自動調理シリーズは、高齢者をはじめとする嚥下機能が低下した方の嚥下補助(飲み込みのサポート)を目的に開発しました。とろみをつけるための撹拌作業(とろみ調理)を自動化することで、安定した物性の飲料を提供できます。これまで、2018年10月に自動販売機タイプを、2019年5月にサーバータイプを発表し、医療・介護現場をはじめ市役所や高速道路SAなどに設置されています。

 

製品の特長

「とろみ小型自動調理機」の最大の特徴は、原料の調合からお湯の注入、撹拌までの調理を紙カップの中で完結させる安全性や、人の手を介さず調理できる衛生面と自働化の利点はそのままに、飲料の種類を絞ることで幅55cmとスリム化し、省スペースへの設置を可能にしました。

とろみは、嚥下機能に応じて、薄いとろみ、中間のとろみ、濃いとろみの三段階から選べます。緑茶や麦茶のほか、お湯やお水へのとろみ付けにも対応しています。原料はニュートリー株式会社の技術協力を受け、専用のとろみ材を使用しています。

衛生管理においては、調理ごとに撹拌機構の自動洗浄や、ご利用の多い時間帯を避けて行うオートサニテーション機能などが動作し、品質が維持されます。加えて、アペックス社員が月に1度設置先を訪問し、メンテナンスを行います。

≪設置病院≫

医療法人社団協友会 東川口病院(埼玉県川口市/2月19日設置)

 

開発の背景

2018年よりとろみ自動調理機を展開する中で、調剤薬局や病棟の休憩所などの小規模施設において、省スペースに設置できる機種へのニーズが高いことが分かりました。そのような施設では一般的な給茶機を導入しているケースが多く、利用者のこまめな水分補給に利用されています。一方、とろみを必要とする方には手作業で調理を行うなど、介助者が個別に対応しています。そこで、利用者が介助者の手を借りずに手軽に飲料を飲んでいただくため、また人手不足が慢性化している医療・介護現場における作業負担軽減のため、省スペースに対応する本機種の開発に至りました。

本開発を通して、加齢や脳血管疾患等により低下する嚥下機能に配慮した施設の普及を目指すとともに、誰でもどこでも何歳になっても、「最高の一杯、最高のひととき」を楽しむ一助となるよう取り組んでまいります。

 

シリーズ各製品の特長

 

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